HOME > 改革派教会とは



改革派教会とは

★「改革派教会」とは
  キリスト教には、立場の違いから様々な流れがありますが、大きく分けると旧教(ローマ・カトリック教会、ギリシャ正教会)と、 新教(プロテスタント教会)に分かれます。16世紀ごろヨーロッパの教会は、聖書の教える信仰からそれて堕落してしまいました。 この教会を再び聖書の教えに立ち返らせるために起こったのが、宗教改革運動でした。その結果できたのがプロテスタント教会です。ドイツでルターが、スイスでカルヴァンが活躍しました。このカルヴァンの伝統に立つ教会が「改革派教会(Reformed Church)」と呼ばれてきました。「長老派」と呼ばれる教会も同じ伝統に属しています。
  この改革派教会は、聖書が教える教会の本来あるべき姿に立ち返ろうとする熱心をもつ教会です。聖書に従って神の栄光をあらわすことを人生の主な目的とし、狭い意味での信仰生活だけでなく、 広く文化や生活の面にも聖書の教えを 実現することを目標としています。

★「日本キリスト改革派教会」とは
  日本にプロテスタントが入ってきた明治時代から最も古く最も大きな教派が、この改革派・長老派でした。日本キリスト改革派教会は、太平洋戦争後の1946年に数名の日本人教師によって設立された教派です。北は北海道から南は沖縄まで、教会数約140、会員数約1万名の教会です。歴史的な改革派教理を重んじて「ウェストミンスター信仰告白・大・小教理問答」や「ハイデルベルク信仰問答」などを、聖書を理解するための基準として用いています。